着物を着る準備は何をすればいい?

お着物に馴染みのない方は「着物を着る準備」にも馴染みがありませんよね。今回は着物を着る前日までにしておくといいことをお伝えします。

いざ着物を着ようとして「あれがない!」「これもない?!」とならないために。

1.着物と長襦袢と帯はきものハンガーにかけておく

  畳みジワを伸ばしておきましょう。また、眠っていたお着物たちには箪笥のにおいがついてしまっていることも。少しハンガーにかけておくだけでもマシになりますよ。

2.長襦袢に半衿をつけておく

  長襦袢には半衿をつけておきましょう。長襦袢には掛け衿の上に半衿をつけて、その間に衿芯を入れます。眠っていた長襦袢の場合、半衿が黄ばんでいることも。汚れがない場合は付け替える必要はありませんが、前日までに確認して、汚れていたら付け替えましょう。

3.しつけ糸を取っておく

  新品の着物にはしつけ糸がついています。袖・衿・裾に大きくかがり縫いしてある白い糸のこと。少しずつ切って縫うのがベスト。一気に引き抜こうとすると、着物を傷めますのでご注意ください。長襦袢のしつけ糸は付けっぱなしの方もいらっしゃいますので、気になる方は取ってくださいね。

4.小物を用意しておく

  「よし、着よう!」と思った時に、手に届く範囲に小物がないと着付けに時間がかかります。また、帯締めや帯揚げ、羽織紐などのコーディネイトも決めておくとバタバタせず準備できますね。ついでにバックや草履なども用意しておいた方が良いでしょう。着物姿でバタバタしてしまうのは着崩れの原因にもなりますし、草履やバックに汚れやカビ、傷などがある場合も。事前にチェックしておくと、当日「壊れた!使えない!」を防げます。

着付け当日は慣れない間はバタバタとしてしまうもの。焦って着付けがうまくいかないこともしばしば…。前日までに4つ、しっかり確認しておくことをおすすめします✨